☪︎⋆。˚✩猫は嘘はつかないよ
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- 何故ATiMe は、笑わないんだい
- 何故ATiMe は、真赤なんだい
- 何故ATiMe は、空っぽなんだい
質問が多い猫だ…
アティメとは私のことらしい
「私は、いつからアティメになったの」
君が名前を教えてくれないから と
人にも見える猫は笑ったまま言った
- いつから笑わなくなったのだろう
- 自身がどんな色なのかわからない
- 何が空っぽなの
ATiMeは、この空間を何処まで理解できているの
兎なんて追いかけて意味があるの
此処にいれば何も痛くないのに
ATiMe何故進もうとするの
君をATiMeと呼ぶ理由も知らない
ATiMe君は復讐者…
《猫…貴方の傍は居心地がよすぎるわ》
何匹目の何人目の猫なのかしら
今まで兎を追いかけても
出会うのは、猫ばかりだったから
わかっていても
なんて愚かなのかしら
猫は、嘘つきよ
それでも私は、猫を欲してしまう
一時の欲を満たすためだけに
代償は…心
「さぁ、おいで僕は傍にいるよ」
ATiMeは、この空間を何処まで理解できているの
《ATiMe夢に溺れて期待をして》
兎なんて追いかけて意味があるの
《兎なんかにとられるくらいなら》
此処にいれば何も痛くないのに
《僕が君を壊してあげる》
ATiMe何故進もうとするの
《それでも兎を追いかけるなら》
君をATiMeと呼ぶ理由も知らない
《壊れ続ければ兎なんかどうでもよくなるだろ》
復讐者…
傍にいるなんて嘘ばかり
期待をした自分が悪いのに…
「兎を見つけてATiMe」
やっぱり猫は嘘つきだ
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